この記事では、ライティングを学び始めた頃の私自身の失敗談を掲載しています。
全て、ライティングの先輩から受けた指摘で、その中でも特に自分に有益だったものを厳選して記載しました。
この失敗談は【意識編】と【文章表現編】の2部構成になっています。
新しいことを身につけるには、一つずつクリアしていくしか方法はありません。途方に来れたとしても、今日一歩前進していれば、それは成長です。
「千里の道も一歩から」
どんなに大きな事業でも、まず手近なところから着実に努力を重ねていけば成功するという教え。
私の失敗談を活かして、一つ一つ自分のもにしていてください。
文章はわかりやすく簡潔に書く
読者はサラッと記事を見て、わかりにくければすぐに離脱してしまいます。無情にもそれが事実なのです。
だからこそ、わかりやすく簡潔に書くことを心がけましょう。
大学のことを知る努力をしたことで得られたメリット
大学のことを知るメリット
悪い例は言い方が少しまどろっこしいですよね。良い例で示した方が簡潔でスッキリと読み進めることができます。
こそあど言葉は多用しない
こそあど言葉も同じです。
読者は、記事の最初の方で書いていた内容を覚えているとは限りません。
また、記事の途中からしっかり読み始めることがあります。
こそあど言葉は表現が抽象的になってしまうので、多用は避けてください。出来る限り具体的に何度も書いてあげましょう。
メリット2にも記載しましたが、あれをこうすることでこんな効果が得られます
読者はメリット2の見出しまで戻りません。再度書いてあげましょう。
Macbookは軽くて持ち運びやすいので、どこでもライティングを勉強することができます。結果、ライティングのスキル向上に役立ちます。
改行を大事にする
基本的には、1行1文で書くことを意識すると良いでしょう。
もちろん時と場合によりますが、1行1文で書くことで、文章の違和感にも感じやすくなります。
コーヒーは美味しいだけでなく様々な効果があります。そして、そのコーヒーの中には、カフェインという成分が含まれているため、眠気や疲労感を抑制することが出来ます。
改行してみると、違和感に気が付きます。
コーヒーは美味しいだけでなく様々な効果があります。
そして、そのコーヒーの中には、カフェインという成分が含まれているため、眠気や疲労感を抑制することが出来ます。
「そして、その」という言い回しがくどく感じますね。
コーヒーは美味しいだけでなく様々な効果があります。
実は、コーヒーの中には、カフェインという成分が含まれており、眠気や疲労感を抑制することが出来るのです。
読んだだけで、違和感を感じづらい場合は、「音読」してみましょう。
逆説の使い方に注意する
「しかし」という逆説の言葉は、言葉の意味が強いので、使うときは注意しましょう。
文章の構造が明確であり、「しかし」以降の文をはっきりと伝えたい場合を除いては、多用はしないように意識することが大事です。
書き方の癖
人は皆異なる人生を歩んできているものです。結果として、文章表現にも様々な形で現れます。
ただし、ライティングにおいては修正すべき書き方の癖というものがあります。
渡しの場合は、「ですよね。。。」といった風に、「。」を連続で書いてしまう癖がありました。
日記形式のブログであれば問題はないでしょうが、例えば納品する記事などでは注意が必要です。
「。。。」はあくまで私自身の失敗例ですが、もしライティングの先輩などから指摘されることがあれば素直に受け入れて改善していきましょう。
文章のリズムを大切にする
「〜しました。」「ました。」「ました。」などと続くと読者が飽きてしまいます。
同じ語尾は、続けすぎないように意識してみましょう。
「〜が大事。」「〜ました。」「〜です。」などでちらす。体言止めも有効です。要所要所で体言止めも活用しましょう。
同じ語尾が連続するのは、多少は仕方ない部分もあります。あくまで意識することで、文章にリズムが生まれ、より読みやすい文章になります。
改善するためには、音読することがオススメです。
自分で声に出して読んでいて、会話のように相手にスムーズに伝えられているのか考えてみてください。
同じ語尾が続くと違和感を感じると思います。
近接する文章で同じ言葉は使いすぎない
例えば、以下の文章を見てみましょう。
○○大学の雰囲気は、活気があって先輩方がとても優しかったです。
〇〇大学の雰囲気を知ることで、受験勉強にも力が入りました。
「大学の雰囲気」という同じ表現が続いているで、もう少し良い言い回しを考えてみましょう。
○○大学の雰囲気は、活気があって先輩方がとても優しかったです。
〇〇大学の特色を知ることで、受験勉強にも力が入りました。
ほとんど同じ意味ですが、若干単語を変更しただけで、読みやすくなりました。
類義語を検索するには、類語辞典がオススメです。
こちらも音読してみることで、違和感に気が付きやすくなりmす。
近接する文章では、出来る限り全く同じ単語は使用しないようにすることで、より魅力的な文章になります。
豊富な表現方法を身につける
表現方法は、自分の中にストックがあればあるほどよいです。文章が単調になってしまわないよう、いろんな表現を身に付けていきましょう。
〜〜と感じました。
〜〜と感じずにはいられませんでした。
こちらも、記事の内容や文脈によりますが、表現方法の引き出しを増やすことで、より魅力的な文章をかけるようになります。
少しずつ様々な表現方法を自分の中にストックしていきましょう。
オファー単語は多用しない
オファー単語とは、「〜〜しよう」「〜〜するべき」といった相手にアクションを促す言葉です。
オファー言葉は、相手にストレスや負担を与える言葉になります。
アクションを促すことが必要な場面では有効ですが、意味のないところで多用してしまうのは厳禁です。
文脈やタイミングを考えて使うようにしましょう。
アイキャッチの画像は同じサイトから
ブログを書いていると、アイキャッチで使用する著作権フリーの画像を各種サイトから取得すると思います。
しかし、各種サイトでそれぞれ写真の雰囲気が異なっていたりするので、最低限同じ記事内では、同じソースから画像を取得するようにしましょう。
可能であれば、サイト全体を同じソースから取得するのが好ましいですが、カテゴリを大きく分けるなどの意図があれば問題ありません。
要所要所でキャッチコピーを入れ込む
キャッチコピーとは、読者を惹きつける1文のことです。
だらだらと文章が続いてしまうと、読者が飽きてしまい、サイトを離れてしまいます。
要所要所で「これは!」となるキャッチコピーを入れ込むこことで、飽きることなく最後まで読んでもらえるようになります。
なお、キャッチコピーを入れる場合は、上下に改行を入れたり、太文字にすることでさり気なく際立たせると良いでしょう。
疑問形の表現は使い方を注意する
例えば、
「どうでしょうか?」
という文のみでは若干煽りのようにも聞こえます。
疑問形の文は、「相手に考えさせる = 相手に負担を与える」行為であることを意識して、使う場合は注意しましょう。
もちろん疑問形を使っていけないという訳ではなく、文脈の中で疑問を投げかけるべきときには疑問をなげかけ、諭すときには諭す表現を用いること。
あくまで、読者に寄り添い、読者の気持ちを考えて表現方法を意識してみましょう。
ライティング初心者の失敗談【文章表現編】のまとめ
何度も指摘されるのは、誰しも辛いものです。
しかし、乗り越えればその先には自由が待っています。
ライティングにおいても、身につければ身につけるほど、豊かな表現ができ、読者に読んでもらえる文章を書いていくことが出来ます。
より伝えたい想いを伝えることが出来るようになります。
是非私の失敗を糧に、よりよい人生を開いていってください。
ライティング初心者の失敗談【意識編】もオススメです。