デザイン

Sketchのサブスクリプション(ライセンス形態の変更)

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Sketchから、リアルタイムコラボレーション機能の実装と同時に、ライセンス形態に変更が入る旨のメールが届きました。(2021年5月11日)

内容としては、新たにサブスクリプションを導入するのでそちらに変更してください、というもの。

結論からいうと、自分一人で使用する分には、既存のライセンスを変更しても、新たなサブスクリプションに加入しても、どちらでも良さそうだなと考えています。ただし、SketchをWeb上で使用する場合や、コラボレーション機能を使用する場合は、サブスクリプションの方がメリットがありそうです。

Pricing · Sketch

サブスクリプション紹介のメール要約

翻訳しながら確認してみます。

Hey there,
Today we’re announcing some exciting changes and updates to Sketch, and we want to keep you in the loop. Along with releasing some great new features (hello, real-time collaboration!), we’re making some carefully considered changes to our licensing model. It’s all part of our mission to make Sketch a platform for the entire collaborative design process.
Read on for a brief rundown of what’s changing — or take a look at our License changes page to find out more.

こんにちは。
本日、私たちはSketchのエキサイティングな変更とアップデートを発表します。いくつかの素晴らしい新機能(こんにちは、リアルタイム・コラボレーション!)をリリースすると同時に、私たちは慎重に検討した上でライセンス・モデルを変更します。これは、Sketch をコラボレーションによるデザインプロセス全体のためのプラットフォームにするという私たちの使命の一部です。
何が変更されるのか、簡単な説明をお読みください。また、詳細についてはライセンス変更のページをご覧ください。

What’s happening to licenses?
Starting today, if you purchase a new license or renew an existing one, it will be a Mac-only license. This means you’ll get access to the Mac app only, so you can work on local documents.
Licenses will no longer include the option to save or open files from the web app, or any collaboration features (including real-time collaboration). Those features are included in our new subscription .
It’s important to note: nothing happens to your license until its current expiration date. We’ll also send a reminder email 30 days before that date.
As always, if you choose not to renew, you can still use the last version of the Mac app, but you won’t get any future updates, or access to collaboration features.
For more on this change, why we’re making it, and all of your options moving forward, click below to read our license changes page.

ライセンスはどうなるのですか?
本日より、新規にライセンスを購入される場合、または既存のライセンスを更新される場合は、Mac専用のライセンスとなります。つまり、Macアプリにのみアクセスでき、ローカルのドキュメントで作業ができるようになります。
このライセンスには、ウェブアプリケーションからファイルを保存したり開いたりするオプションや、リアルタイムコラボレーションを含むコラボレーション機能は含まれません。これらの機能は新しいサブスクリプションに含まれています。
注意すべき点は、現在の有効期限が切れるまで、ライセンスは何も起こらないということです。また、有効期限の30日前にリマインダーメールをお送りします。
更新しない場合は、旧バージョンのMacアプリを引き続きご利用いただけますが、今後のアップデートやコラボレーション機能へのアクセスはできませんのでご了承ください。
この変更の詳細、変更の理由、および今後の選択肢については、以下をクリックしてライセンス変更のページをご覧ください。

よりFigmaなどに近づいた印象です。

Sketchのサブスクリプション

もろもろの変更点を既存のライセンスと比較してみます。

Sketchサブスクリプションの料金

月額9ドルということで、年額に換算すると108ドルであり、既存のライセンスと大差はないですね。(既存のライセンスは年額99ドル、なので年間で10ドルの値上げ。)

既存のライセンスであれば、ライセンス期間中はMac Appでのアップデートをいつでもできる、ライセンスが切れると、アップデートはできなくなるがアプリを使い続けることができる。というものでした。

正直、Sketchを使うのであれば、ライセンスを購入しないことはないし、結局年に1度ライセンス更新に支払うのであれば、どっちでも良いなというのが感想です。

また、ライセンス保有者はサブスクリプションにスイッチする場合は、ライセンスの残り月数だけサブスクリプションの割引があるそうです。(3ヶ月ライセンスが残っていれば、3ヶ月サブスクリプションは無料になる。)

Sketchサブスクリプションの機能

Workspace

よりコラボレーション機能を重視してきた印象で、コメント機能や変更履歴・ロールバック、ワークスペースで他ユーザーと共同作業などができるようです。

全てのファイルをオンラインで使っていけるようになるのかな。。

Mac app

こちらは大きな変更がなさそうですね、既存ライセンスでもサブスクリプションでもこれまで通りSketchをローカルで使用することが出来そうです。リアルタイムコラボレーション機能が追加されるぐらいだろうか。

Web app

Web Appも用意されているので、ローカルにSketchをインストールしていなくてもオンラインで編集作業が出来るようです。よりFigmaっぽくなる印象です。個人的にはあまり興味はないですが、例えばマネージャーなど編集者以外がファイルを確認だけするとした場合、ローカルにアプリがなくてもサクッとウェブで確認出来るのは良さそうです。

サブスクリプションにするべき?

個人でSketchを使っている分には、正直どちらでも良いなと思っています。チームで使っていくことを考えている場合は、サブスクリプションに切り替えるのが良さそうです。

自分はもう少しライセンスで粘ってみようと思います。

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