「これからライティングを頑張りたいけど、目印として目標が欲しいな」
「ライティングって何を目標に頑張ればいいのだろうか」
初心者のライターさんであれば、このような疑問にぶつかることでしょう。
私自身がそうでした。
自分なりに記事を書いてみたものの、なんかうまくかけていない気がする、どうやって頑張ったら良いのかわからない。
このような状況の中で、幸運にもライティングの師匠に出会うことができ、その師匠からの教えを意識してみることで、どんどんとライティングの技術をつけることが出来ました。
もし、指標となるものが何もないなかでライティングをやっているのであれば、それは、ただ太平洋のように広がる海のなかで、不安になりながら漂っているようなものです。どこを目指せば良いのかわからず、動き出すことも出来ない。このような状況です。
目指すべき目標を定め、学ぶべきことを学び努力しなければ、努力が水の泡になってしまう可能性があります。
もちろん努力は完全に意味のないことではありません。書く体力や土台が自分の中に身についていくからです。
しかし、目標を定め技術をしっかり認識した上でする努力は、何もない状態での努力と比べて、1ヶ月だけでも大きな差が出てしまいます。
このライティング講座では、私が学んだライティングの全てを初心者に理解してもらえるように出来る限り噛み砕いて説明しました。
この講座全般を流し読みしてみるだけでも、ライティングの全般を知ることが出来ると思いますので、是非活用してください。
それでは、まずは「初心者ライターが目指すべき目標」です。
ライターの目標はGoogleで検索結果での1位表示
みなさん、Googleで文字を打ち込んで検索をしたことはあると思います。
その時に表示されるサイトの件数は何件か知っていますか?
そうです、10件だけです。
ご自身がGoogle検索する時を考えてみてください。
1ページ目に表示されているサイト以外を、わざわざ見に行くことってありますか?
ほとんどありませんよね。
読者が1ページ目以降のサイトを訪れることは、とても少ないのです。
つまり、上位10件に入らなければ、記事を読んでもらうことはほとんど出来ません。
どんなに伝えたい思いが合ったとしても、共有したい知識があったとしても、1ページ目に載らなければ、見てもらえません。
以下は参考ですが、上位10件の表示されたときのクリック率です。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 21.12% |
2位 | 10.65% |
3位 | 7.57% |
4位 | 4.66% |
5位 | 3.42% |
6位 | 2.56% |
7位 | 2.69% |
8位 | 1.74% |
9位 | 1.74% |
10位 | 1.64% |
つまり、10位以内に入り、かつ1位を目指していかなければ、書いた記事はほとんど読まれません。
そしてサイト運営者の全員が、この検索結果1位を目指して日々しのぎを削っています。
10位以内に入ってようやく自分の記事が読まれるようになっていきます。
それだけ検索順位1位を取ることは難しいのですが、逆に言えば、1位を取れれば、どこへ行ってもやっていける引っ張りだこのライターになることが出来ます。
初心者ライターが検索結果1位を取る心構え
ではどうすれば初心者ライターがGoogleでの検索結果1位を取ることが出来るのでしょうか?
諸先輩方から学び、自分なりの工夫を交え得た知識3点を記載していますので、参考にしてみてください。
その3点とは、
- ライティングの学習内容をひたすらアウトプットする
- リサーチを徹底的に行う
- 文字数で負けない
この3点です。
それぞれ説明していきます。
ライティングの学習内容をひたすらアウトプットする
ライティングの知識や技術は、1ヶ月から3ヶ月程度集中して学べば得ることが出来ます。内容自体は、そんなに難しいものじゃありません。
しかし、知識や技術は使わなければ劣化しどんどんと衰えていくものです。
どんどんとアウトプットすればするほど、自分の血肉となります。
今ブログをされているのであれば、記事として書いてみる、ライティングを学んでいる人に教えてみる。
このように、ひたすらアウトプットを続けることで知識や技術が自分の中に定着していきます。
教えられた相手も知識や技術を知ることが出来るようになるし、自分自身の中にも定着していく、まさに教えるという行為はWINWINなのです。
やらない手はありません。
ひたすらアウトプットしましょう。
初めはつまづくことの連続だと思います。私自身も数ヶ月前までは500文字を書くのにすら数時間もかかったりしていました。
しかし、ひたすらアウトプットするということが大事ということを知り、続けるうちにいつの間にか、2,000時程度であればスラスラと書けるようになりました。
上位10件のサイトのリサーチを徹底的に行う
Googleはどのような記事を、上位に表示しているのでしょうか?
どのようなロジックや考えで、順位を判断しているのでしょうか?
その答えは、
Googleは読者にとって価値のある記事を届ける
ということです。
では、Googleが考える読者にとって価値のある記事とは一体どのようなものでしょうか?
これは、Google先生のみぞ知るというところですが、自分なりの確度を高めていくことが可能です。
そのために、上位10件の上位表示されている記事をリサーチしましょう。
どのようなタイトルか、どのような見出しか、どのような本文を書いているか、こういったことは、初心者ライターでも確認していくことが可能です。
上位10件の記事が共通して書いてある見出しがあれば、その見出しはGoogleが価値があると判断している見出しと認識することが出来ます。
もちろん、コピペをしてしまうとルール違反であり、ペナルティをくらいますので、絶対に厳禁です。
内容を確認し、自分なりの言葉で自分の解釈でしっかりと1文字ずつライティングすることが必要となります。
上位表示するために、リサーチを意識しましょう。
リサーチに関してより深く学びたい方は以下のページもオススメです。
ヘッドラインチェッカーの使い方
上位10サイトの見出しや共起語をリサーチするのに便利なツールがあります。
それは「ヘッドラインチェッカー」です。
検索窓にキーワードを打ち込むだけで、上位10サイトの見出しと共起語を表示してくれます。無駄な機能がない分シンプルで使いやすいツールとなっています。
上位10件の記事に文字数で負けない
上位10件の記事をリサーチした結果、
1位が10,000字なら12,000書く
3位が5,000字なら6,000字書く
この意識で書きましょう。
文字数というのは、記事においては端的に言って情報量です。
情報量が多いほうが上位表示されやすいのも事実です。
なぜなら、価値のある内容であるということは前提として、文字数が多ければ多いほど、情報量が多くなり、その記事への滞在時間が長くなるからです。
Googleは記事の滞在時間(つまりどれほど読まれているか)も判断基準の一つとしています。
だから、文字数で負けない、この意識が必要になります。
もちろん、価値のない内容をダラダラと書けば良いわけではありません。
読者にとって、より完結でわかりやすい場合もあるでしょう。どこまでいっても、読者ファースト、読者にとって何が一番良いか、この点を忘れてはいけません。
ですが、文字数という情報量で負けないという意識で、記事を書き上げ、その上で読者にとってより良い記事となるよう調整してください。
文字数は意識してください。
ライティングのための知識や技術はさくっと自分の中にインストールして、あとはひたすらアウトプットしましょう。書きまくりましょう。
自分の中に書く土台や体力が出来てくると、さらによりより書き方の工夫に時間を使えるようになるでしょう。
初心者ライターが目指すべき目標のまとめ
初心者ライターが目指すべき目標は、Googleの検索結果での1位表示です。
なぜなら、上位表示されないとどんな思いで記事を書いたとしてもほとんど読まれないからです。
検索結果1位を取るために初心者ライターは、
- ライティングの学習内容をひたすらアウトプットする
- 上位表示されているサイトのリサーチを徹底的位に行う
- 上位表示されているサイトに文字数で負けない
この3点を意識してみてください。
私自身、全く記事がかけなかった初心者の状態から、この3点を意識し始めることで、メキメキとライティングが出来るようになりました。