ライティング

【ライター初心者向け】記事で意識すべき3つの構成要素

「今自分は何を書いているのかな、構成がわかりにくいな」
「上のほうで○○の内容書いたけど、また同じこと書いているな」
このように記事の構成で困ったことはありませんか?

なんの事前学習もなく記事を執筆し続けることで必ず上達はします。しかし、まずは手本となる構成を自分の中にインストールすることによって、記事執筆が格段に上達するだけでなく、書くスピードも一層あがります。

私も初めは自分なりのやり方を模索して書いてみたのですが、後で読み返してみると、自分でも何を書いているのか、何が言いたいのか、全然わからず。

記事の構成の手本を学ぶことによって、全体像を把握し、書いている時の自分の現在地を知ることができ、迷うことがなくなりました。結果、記事の質だけでなくスピードも上げることができたのです。

この記事では、手本となる記事の構成要素を説明しています。

ライティングが初めての方は、まずはこの構成に沿って記事を書いてみることをオススメします。

記事の構成要素は、ヘッド・ボディ・フットの3つを意識する

人の体と同じように、記事にも、体に沿って、ヘッド・ボディ・フットと分けて考えると、記事を構成するときに、一気に楽になります。

  • ヘッドは、記事の頭の部分
  • ボディは、記事のコンテンツを具体的に書く部分
  • フットは、記事のまとめの部分

どのような記事を書くにしても、まずはこの構成に沿って書いてみることをおすすめします。

ではそれぞれ具体的に見てみましょう。

記事の構成要素【ヘッド】

タイトル

ヘッド(導入文)は、さらに「タイトル」と導入文に分類することが出来ます。

まずは、このタイトルが魅力的でないと、記事を開いてもらうことすら出来ません。

タイトルでは読者の読みて惹きつける言葉を使い、読んでもらう必要があります。

導入文

そして、「導入文」では、タイトルで掴んだ読者の興味をさらに深く掴んで話さないようにするkとが大事になります。

最初に読者が記事を開いた時に読む文章は、このヘッド(導入文)部分です。

ここで、この記事を読み続けるか、すぐに閉じてしまうかが別れてしまうのです。

実際に記事を書く際に一番時間がかかるのは、ボディの部分ですが、重要度でいくとこのヘッドの完成度を高めることに注力しましょう。

意識するべきは、読者の興味を引き付けることです。

より魅力的なタイトル・ヘッドの書き方を以下の記事で詳細に説明しています。

【ライター初心者向け】興味付けの極意!!構成要素【ヘッド編】記事には、ヘッド・ボディ・フットの3つがあることを理解したが、ヘッドの部分はどのような構成要素があるのだろうか?どのように書けば良いのだ...

記事の構成要素【ボディ】

ボディ(本文)は、記事のコンテンツの内容に当たる部分です。

文字数も一番多く、記事の執筆に一番時間がかかる部分です。

このボディで、ユーザーの疑問にしっかりと答え、Googleにも満足してもらうコンテンツを作成する必要があります。

ボディ(本文)では、見出しと本文に分類することができ、それぞれ注意点があります。

見出し

見出しはヘッド部分と大きな関わりがあります。

特にタイトルと同様にキーワードを意識することが大事です。

また、このボディの本文で言いたいことを見出しで書くことが有効です。

見出しは記事の目次で使われることを意識して、見出しを見ただけで、記事の全体像をつかめるように工夫してください。

本文

本文では実際のコンテンツを書いていくことになりますが、ここでは、特に自分自身の体験談や感情を交えて書いていくことを意識しましょう。

ただの情報の羅列だけでは、価値が少ないとみなされるものです。

より詳細なボディの技術が知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

【ライター初心者向け】読者を満足させるボディの書き方!!構成要素【ボディ編】構成要素が3つあることはわかったが、ボディではどういうことに意識すればよいのだろうか?という疑問に対する記事です。 一番大事なこと...

記事の構成要素【フット】

フットは最後のまとめ部分にあたります。

フットは、ボディで読者の疑問に答えて満足していただいた後、さらに満足度を上げる段階です。

ここに力を入れることで、読後感があがり、次の記事も読んでみようかなという気になってもらうことが出来ます。

なので、最後まで気を抜くことは出来ません。

このフットはただまとめるだけでいいかと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。

フットは実は、「まとめ」と「理想の未来」に分けて考えることが出来ます。

まとめ

まとめ部分では、記事の本文で書いた内容の要約を記載しましょう。
まとめ部分を読んだだけで、この記事の全体像が理解できるようにしておくと、読者の振り返りに役立ちます。

結果として、記事の内容が頭に入りやすくなるのです。

理想の未来

理想の未来の部分では、この記事を読んで何が待ち受けているのか、この記事に書いてある内容を理解することで・実行することで、どのような理想の未来が待っているのか?を提示してあげましょう。

「終わり良ければ全て良し」という言葉があります。

このフット部分で、読者にこの記事を読んで良かったと思ってもらうことが出来れば、さらに次の記事に繋がります。結果、PVの上昇や収益の増加に繋がります。

最後まで気を抜かずに書ききりましょう。

より具体的なフットの技術を学びたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

【ライター初心者向け】次の記事も読みたくなるフットの書き方!!構成要素【フット編】この記事では引き続き、ヘッドとボディに引き続き、フット部分の詳しい解説をしていきます。 https://hiromiick.com...

記事の構成要素を恋愛に例えると?

記事の構成要素は、恋愛によく例えられることがあります。

実際、その内容はとても恋愛と似ているものです。

例えば、気になる男性がいるとして話を進めます。

ヘッド(興味付けの段階)

気になる異性がいると、自分を知ってもらうために、もしくは自分に興味を持ってもらうために、「気合をいれてお化粧をしてみようかな」とか「髪の毛をきってみようかな」と様々工夫すると思います。

この段階で興味を持ってもらえなければ、その先に進みようがないですよね?

ライティングも同じです。

このヘッド(タイトルと導入文)の部分で、読者に興味を持ってもらえなければ、その先へは読み進めてもらえません。

だから、まずはこのヘッドで興味を持って貰う必要があります。

ボディ(満足してもらう段階)

自分に興味を持ってもらい、デートしたとします。

「一緒にいて楽しい」
「もっと相手のことを知ってみたい」
このように思ってもらえなければ次には繋がらないですよね。
最悪のケースだと、デートの途中で帰られてしまいます。

ライティングも同じです。

このボディの部分で、読者の知りたいことに答えることが出来ていなければ、なかなか次に繋がりません。最悪のケースだと、記事の途中でブラウザを閉じられてしまいます。

だからこそ、このボディの部分で、読者が求めていることをしっかりと回答してあげることが必要になるのです。

フット(また読みたいと思ってもらう段階)

デートの終わり際に、
「またこの人とデートしたいな」
「次は違うところに行ってみたいな」
このように思ってもらうことが出来れば、そのデートは成功ですよね。

でも、別れ際であまりに予想外のことをしてしまうと、「次に会うことはもうないな」と次の機会を失ってしまいます。

ライティングも同じです。

フットの部分で、記事の内容をおさらいし、理想の未来を提示することで、次の記事も読んでみたいなと思わせることが出来れば大成功です。

記事と恋愛はとても良く似ている

このように、記事の構成要素と恋愛はとてもよく似ています。

恋愛では、

  • 自分に興味を持ってもらい
  • 自分とのデートに満足してもらい
  • 自分とまた会いたいと思ってもらう

この流れが、記事では、

  • 記事に興味を持ってもらい
  • 記事のコンテンツに満足してもらい
  • 別の記事をさらに読みたいと思ってもらう

と捉えることが出来ます。

ライティングの基礎を身につけることで、恋愛に活かしていけることを実感してみてください。

記事の構成要素まとめ

記事の構成要素には、

  • ヘッド(記事の内容に興味をもってもらう)
  • ボディ(読者の求めているものを回答し、満足感を与える)
  • フット(満足感を高め、次の記事を読んでもらう)

の3つとその目的を説明しました。

このように、記事の構成が頭の中に入っていると

「今何を書いたらいいのかわからない」
「全体的に構成がぐちゃぐちゃだ」
といったを防ぐことが出来ます。

自分の中に指針を作り、その指針に大まかに沿って記事を書き進めることが出来るので、書くスピードも格段に上がりますよ。

記事という海の中でただ漠然と漂うのではなく、自分のなかに指針を持つようにしましょう。

そして慣れきたら、自分なり指針をさらに編み出して、オリジナリティを追求していきましょう。