この記事では引き続き、ヘッドとボディに引き続き、フット部分の詳しい解説をしていきます。
まとめの部分は読後感を高め、満足度をダメ押しする重要な部分ですので、最後まで気を抜かないように書ききりましょう。
まずは、この記事に書いてある基本的な考え方を学び、工夫する中で自分なりの方法を編み出していってください。
フットの構成要素はまとめと理想の未来の2つ
フットの部分では主に、「まとめ」と「理想の未来」で構成するのがオススメです。まずはこの構成要素を理解し、自分なりに工夫してみましょう。
ちなみに、フットの文字数は多くなりすぎない、200~400ぐらいが目安になります。導入部よりも少ないと感じる程度で充分です。
まとめ部分
まとめの部分は、文字通り、これまでの記事の要点をまとめる箇所になります。
なぜまとめることが大事なのでしょうか?
それは、記事の内容を思い出し復習してもらうことで、次のアクションに繋がりやすくなるからです。
「ああ、こんなことを書いていたな」
「なるほど、疑問は解決されたし、まとめ部分で復習できたな」
こう思ってもらえればまとめとしては充分です。
ただし、記事の要点をまとめるだけでは少しもったいないなと感じます。
理想の未来を提示する
記事の最後とは、読後感を形成する箇所でもあります。
「終わりよければ全て良し」
という言葉があるように、
「この記事を読んで良かった、ためになった」
「この記事に出会って良かった」
と思ってもらえるように、最後に締めの言葉を添えると良いでしょう。
それが理想の未来を提示するということです。
理想の未来では、記事の要点をまとめた後に、
この記事を読むことでどのような素敵な未来が読者に待ち受けているかをイメージ出来るように文章を構成することをおすすめします。
例えば、「受験勉強の不安を解消する記事」を書いたとして、そのまとめには、解消する方法の要点をまとめた後に、
受験に合格して、素敵な大学生活をイメージできる文章があれば、「よし頑張ろう」と勇気づけることが出来ます。結果、この記事を読んでよかったと思ってもらえるのです。
他には、「女性へのプレゼントを選ぶ方法」を書いたとして、その最後には、理想の未来の文章として、素敵なプレゼントを選ぶことが出来てデート出来ていることをイメージ出来ると、嬉しい気持ちになりますよね。結果、この記事を参考にしてよかったと思ってもらえるのです。
まとめの部分では、ボディで読者に満足していただいた後に、最後のダメ押しとして、「満足度を完成させる」その意識で書いてみましょう。
読者に期待する次のアクション | Next Action
では、記事を読んでもらった後は、読者にどのような行動を期待しますか?
どのようにすれば、次のアクションに繋がるでしょうか?
そのことを考えるにはまず、記事の種類を考える必要があります。
記事には大きく、
- 集客を目的とする記事
- 収益を目的とする記事
の2種類に分けて考えることが出来ます。
何か紹介したい商品やサービスがあるのなら、それは「収益を目的とする記事」です。それ以外は「集客を目的とする記事」と考えていいでしょう。
自分なりの思いや意見・体験談を伝える中でも、商品やサービスを紹介することはあるでしょう。なので、「集客を目的とする記事」と「収益を目的とする記事」を明確に分類することは難しいですが、あくまで目安として考えてみてください。
「集客を目的とする記事」と「収益を目的とする記事」と分類して例示したのには理由があります。
それは、
起こしてもらいたいアクションが異なるからです。
具体的には、
記事の種類 | 期待する次のアクション |
---|---|
集客を目的とする記事 | 他の記事を読んでもらいたい |
収益を目的とする記事 | 商品やサービスを購入してもらいたい |
と「次のアクション」が異なります。
この期待する次のアクションに沿って、記事の最後に一工夫加えましょう。
他の記事も読んでもらいたい場合は、「関連記事を紹介する」ことや「次に読んでもらいたい記事を紹介する」という選択肢があります。
商品やサービスを購入してもらいたい場合は、その記事の中で紹介した商品・サービスのリンクを張ると良いでしょう。
フットの構成要素のまとめ
構成要素のフットの部分では、「記事の要点のまとめ」と「理想の未来」を書き、「次のアクションにつなげる」ことが重要であることを解説しました。
記事の要点をまとめることで、記事の内容を思い出してもらい、
記事の内容を思い出してもらうことで、記事に満足したと思ってもらい、
記事に満足したとおもってもらうことで、次のアクションを起こしてもらう。
このような流れです。
記事の最後は、読後感を形成する大事な箇所です。
最後の最後でもったいないミスをしてしまわないように気をつけてください。