記事には、ヘッド・ボディ・フットの3つがあることを理解したが、ヘッドの部分はどのような構成要素があるのだろうか?どのように書けば良いのだろうか?
このような疑問に答える講座になっています。
まだ、構成要素とか知らないよという方がいたら、こちらの記事を読んで、まずは記事の構成要素を理解してみてください。
私自身も、記事を書き始めた当初は、ただがむしゃらに書いていたのですが、どうもしっくりこない、PVも上がらないという状況に陥りました。
しかし、ヘッド部分の知識を学び、その知識に沿ってアウトプットし続ける中で、少しづつ上達し、読まれる記事を書けるようになりました。
大事なことは、ライティングでは、
知っていると知らないでは大きな差が出てくるということです。
まずは、基礎的なヘッド部分の書き方を知って、その上でアウトプットしてみましょう。
初心者ライターが知っておくべきタイトルの付け方
みなさんはタイトルを見た時、どのようなタイトルであればクリックしたくなりますか?
どのようなタイトルであれば読んでみようと思いますか?
これまでにグーグルで検索して、読む記事をタイトルで選んだ経験がほぼ全ての人にあると思います。
思い返してみてください。どのようなタイトルをクリックしましたか?どのようなタイトルに興味をそそられましたか?
例えば、
- 「2020年2月1日」
- 「今日あった出来事」
このようなタイトルだと、クリックしようとは思わないですよね。
記事の内容が具体的にイメージできないし、興味をそそる要素も全く含まれていないからです。
タイトルには必ずキーワードを入れる
記事の内容がイメージできなれけば、クリックはされません。クリックするだけ時間の無駄と思われてしまうからです。興味を全く引き付けられないからです。
では、もう少し具体的にみていきましょう。
例えば、あなたのオススメのりんごの切り方を記事にしたとしましょう。
この時のキーワードは
「りんご」と「切り方」になります。
当たり前ですが、「りんご」と「切り方」は必ずタイトルに含めるようにしましょう。
あなたのオススメのりんごの切り方を書いた記事だとして、
「2020年2月1日」と「りんごの切り方」
どちらが、りんごの切り方を書いてある記事だとイメージできますか?
答えは明白ですね。
ここまでは、タイトルにキーワードをいれるということを学びました。
では、それだけでいいのでしょうか?
「りんごの切り方」
これだけで興味を惹きつけられるでしょうか?答えは否ですね。
実は、興味を引き付けるタイトルには、特定の要素を含める必要があります。
この要素を知っていれば、ご自身の記事のタイトルを格段に興味をそそるものにすることが出来ます。
タイトルに含めるべき要素
人の興味を引き付ける要素は、以下の7点です。
- 天国
- 地獄
- 数字
- 特定
- 問題
- 断定
- 権威
ひとつでも良いですが、複数あるとなおよしです。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
天国
では、天国という要素は何でしょうか?これは理想の未来をイメージさせる要素です。
「りんごの切り方」
これを「天国」の要素を入れ込むと、
「工夫するだけでダイエットに繋がる!りんごの切り方」
これだけで、ダイエットをしている人には興味を持ってもらえるでしょう。
地獄
地獄も同様の例で見ていきましょう。
「腐ったりんごも使い方次第!復活させるりんごの切り方」
このような感じです。
要は、「地獄」というのはマイナス要素のことです。同様のマイナス要素を抱えている読者にとっては、読んでみたいと思ってもらうことができます。
数字
数字という要素はそのままの通り、数字を入れるということです。
数字を入れるだけで具体的になり、一気に読んでみたいという気になります。
例えば、
「Twitterのフォロワーを増やす方法」
よりも
「1ヶ月でTwitterのフォロワーを1000人増やす方法」
ということです。
特定
「高級りんご紅玉のおすすめの切り方」
このように対象を特定することで、「特定のりんごには特殊な切り方のほうがいいのかな?」「読んでみようかな」と思ってもらうことができます。
問題
「知らないと損する!?りんごの切り方」
といった書き方です。
今まで間違っていたのかな、一度読んでみて自分は大丈夫か確かめてみよう。このような気になります。もちろん本文で的確な回答が書かれていることが大前提です。
断定
「最強のツールはこれ!おすすめのりんごのりんごカット調理器具」
といったように、これだと断定する書き方のことです。
権威
権威もとても有効な要素の一つです。
「パティシエのプロが教える!美味しくなるりんごの切り方」
権威のある人の言っていることを学んでみたくなりますよね。
タイトルへ入れ込む要素の注意点
このように、要素をタイトルに入れることで一気に興味の引くタイトルに仕上がります。
また、これらの要素はあればあるほどより興味を引く内容になります。
「パティシエのプロが教える!腐ったりんごが元通り!いつもより美味しくだべられる高級りんご紅玉の切り方3選」
- プロというのは、「権威」
- 腐ったというのは「地獄」
- 元通りは「天国」
- いつもより美味しくも「天国」
- 高級りんご紅玉は「特定」
- 3選は「数字」
もちろんこれはやりすぎです。意識するべきは、最低1つはこれらの要素を入れるということです。
このように、タイトルの要素を知ることにより、
「この記事のタイトルは、○○をつかっているな」
と理解することが出来ます。理解できるということは、自分で使えるようになるということです。
結局は知っているか知らないかが、初心者ライターにとっては大きな違いになってくるものです。タイトルはある程度は暗記というところがありあす。
まずはこの講座を通して、基礎的な力を身に着けましょう
そして、なれてきたら自分なりの要素を生み出してみてください。
タイトルの文字数は30字以内
タイトルの文字数に関しては、30文字以内がおすすめです。
これは、検索されたときに、しっかりとタイトル全文が表示されるからです。
サイトのテーマにもよりますが、記事カードなどでタイトルが全文表示されるかということも考えてタイトルをつけましょう。
また、タイトルにキーワードを入れるときは、キーワードの順番通りにタイトルを決めると良いです。
つまり、キーワードは前後させないということです。(出来る限り)
初心者ライターが知っておくべき導入文の書き方
タイトルで充分に読者の興味を惹きつけたところで、記事の最初の部分にあたる導入文では何を書けばいいでしょうか?
実は、導入文を書く目的も興味付けにあります。
タイトルで、記事を開くかどうか判断します。
導入文で、記事を読み進めるかどうかを判断します。
なので、導入文では、記事の内容、読めば何がいいのか、をイメージ出来るように文章を構成します。
そして、この導入文でも、散りばめるべき大事な要素があります。
導入文にに含めるべき要素
導入文で大事な要素は以下の3つです。
- 共感
- 天国
- 地獄
共感
導入部分で最初に書くべき内容は、共感を引き出す内容です。
「ああ、そうなんだよね」
「そうそう、それをどうすればいいかを知りたいんだよね」
と思ってもらうことが大事です。
共感をどのように表現するのかが大事です。
女性に贈るプレゼントを紹介する記事で考えてみましょう。
具体例としては、
「好きな女性にプレゼントを上げたい」
と考える男性は多いですね。
これが共感です。
天国
次に、天国の内容が大事になります。
どのような理想な未来が待っているか、予感させるワクワクさせる文章です。
これまで友達と思っていた相手からプレゼントを贈られたら、「自分に興味があるのかな?」とやきもきしてしまうものです。
これが天国の文章です。
読者は、こんな未来が待っているのかなと感じます。
地獄
地獄は、失敗してしまった場合のケースをイメージさせる文章になります。
しかし、いきなり高額のプレゼントを贈られても、女性は尻込みしてしまうでしょう。だからこそ、プレゼントは選び方がとても重要です。
これが地獄の例です。
ここまで導入文で書かれると、女性へのプレゼントを考えている読者にとっては、「読みたい!」ではなく「読まなければ!」になるのです。
導入文の要素のまとめ
最初に「共感」を表現し、
「読んでみようかな?」という気持ちになって頂きます。
これは、相手の気持に寄り添っているということです。読者ファーストです。
次に「天国」を表現し、
こんな未来が待っているよ、と期待感を高めます。
次に「地獄」を表現し、
一つ間違ってしまうと、最悪の事態が待っている、気をつけないといけないことがある、と伝えて危機感を高めます。
そして導入文のお尻に、
そこでこの記事では、女性にさりげなく興味を持ってもらえるプレゼントを紹介します。
というふうに、間接的に記事を読んだほうが良いよ。と伝えることができます。
注意点としては、
「この記事を読むとこんな良いことがある」とは書いていない点です。
これは、間接的に記事を読むことを勧めています。
例えば、「絶対に読むべき!絶対に購入するべき!」と言われてしまうと、少し尻込みしてしまいますよね。
直接的に伝えるよりも、間接的に伝えるのが大事です。直接的に伝えて相手が動くのはすでに相手と信頼関係が構築されている場合のみです。
ただし、初めのうちは、直接メッセージで「この記事を読めばこんな良いことがあるよ」でも良いです。
もちろん記事の内容によっては、ここまで綺麗に要素を表現するのは難しい場合もあります。
大事なことは、導入文の要素を知り、時と場合によって使い分けられるようになることです。
初めから完璧を目指す必要はありませんし、少しずつ自分の言葉で書けるように練習していきましょう。そのためにもアウトプットし続けること、書き続けることです。
導入文の文字数は、300~500文字程度
導入文は、だいたい300~500文字ぐらいがオススメです。
なんといっても一番コンテンツを書き込むのは、本文です。
導入分は、その名の通り、本文を読んでもらうために書きます。
1,000文字まで言ってしまうと、少し長すぎますね。
一番読んでもらいたいのは、本文です。
構成部分【ヘッド編】のまとめ
この記事では、
- タイトル
- 導入文
を書く上で知っておくべき知識・技術を具体例を交えながらお伝えしました。
タイトルのキーワード、タイトルに入れるべき要素、そして導入文の目的と導入文での要素の文章例、これらを何度も復習して、ご自身の血肉としてください。
他のサイトの文章を読むときにも、これらの要素を意識してみてみることで、理解が深まります。
一度自分の中にインストールしてしまえば、後は使い放題のライティング知識・技術です。
いつでも使えるようにするには、何度も繰り返し復習(インプット)し、何度も繰り返し書く(アウトプット)することです。量をこなして自分のものにしましょう。
気がつけば、1万字もスラスラと書けるようになっているはずです。