プログラミング

Firebase CrashlyticsでdSYMsを手動アプロードする【iOS】

firebase

Googleから、iOS14以降はFabric SDKと古いFirebase Crashlytics SDKは非推奨となり、2020年11月15日以降はクラッシュレポートが利用できなくなる、と連絡が来ました。

めんどくさいなと思いつつも、ようやく対応したのですが、Firebase Consoleを確認すると、どうやらすべてのクラッシュを認識出来ていないようで、手動でdSYMsをアップロードしてくださいとの表記が。。

最新版Firebase Crashlytics SDKの対応方法は、公式サイトを参照してください。
Firebase Crashlytics を使ってみる

それでは本題の、dSYMsを手動でアップロードする手順を記載します。

dSYMsを用意する

Xcodeを開き、Window > Organizerへと進む。

xcode window menu

dSYMsが必要なビルドを右クリックし「show in Finder」を選択します。

xcode organizer

そしてFinderが開かれたら、「.xcarchive」ファイルを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択します。

xcarchive right click menu

後はdSYMsフォルダをデスクトップ等に保存しておきます。

dSYMsをアップロードする

ターミナルでアプリケーションのルートに移動します。

cocoapodを使用してFirebase Crashlyticsを組み込んでいる場合は、

./Pods/FirebaseCrashlytics/upload-symbols -gsp ./AppName/GoogleService-Info.plist -p ios ~/Desktop/dSYMs

を実行します。

それぞれのファイルのパスは環境によって異なりますので、各自確認してください。
Successfully uploaded Crashlytics symbols

が表示されれば完了です。